クリエイターのマインドとは?
マインドというとやる気、気持ちの問題を言っていることが多く
そんなことを言われなくてもやる気も気持ちも十分あるんだ!
と自分自身が煙たく思うほどなので、そういったマインドについては基本、書きません。

今回書く内容は、仕事への考え方です。
作品どうこうの前に、このマインドを持たないとプロにはなれません。
そのため、クリエイティブな仕事の就職活動においても
このマインドは一部、必要となる基本中の基本マインドとなります。

<売れてるクリエイターのマインド>
1. 自分の立ち位置を理解している
2. 自分の価値とスキルで収益化できている
3. ビジネスとして考えることができる
4. アーティストとクリエイターの違いを理解している
5. コミュニケーション力がある
6. 客観的に物事を見れる
7. 柔軟な考え方

1. 自分の立ち位置を理解している
自分の作品は、どこにニーズがあるのか、どこで戦えばいいのか自分自身とニーズのマッチをきちんと理解する必要があります。
ここを間違えると自分の作品がいつまでも需要のないところで戦うハメになります。

2. 自分の価値とスキルで収益化できている
会社や企業に属すことで安定は得られますが一人の力で収益化ができている人は、自分の価値とスキルをうまく利用できている人です。
その人にしかできない仕事があり必要とされる貴重な存在です。

自己分析が自然とでき実行できる人もいますが大抵の人は、それを見つけれないまま一生終わります。
どんな分野においても、必ずその人にしかない価値は存在します。
これを見つけることさえできれば他の人との圧倒的な差別化が可能です。


3. ビジネスとして考えることができる
趣味で満足する人、収益を気にせず自分よがりの作品に固執してしまっている人は、一生クリエイターとして稼ぐことはできません。
どうしたら売れるのか、収益化できるのかビジネスチャンスを逃さない人は
クリエイターとして成功しますしクリエイター以外のビジネスでも成功するかも知れません。

クリエイターであることは、ビジネスにおいて最強の武器です。
クリエイティブなことが誰しもできるわけではありません。
誰もができないことを武器にできるのは、価値のあることです。
それをビジネスチャンスに変えていきましょう。


4. アーティストとクリエイターの違いを理解している
アーティストは、自己表現を自由に表現しビジネスとしての成功うんぬんは関係なく自らアーティストと言ってしまえばアーティストとして成立してしまいます。

もちろん、売れているアーティストこそビジネスを意識しています。
唯一無二の存在でいることはアーティストにおいて必須ですがクリエイターだって唯一無二の存在になれます。

ただし、クリエイターはクライアントからの依頼がないと成立しません。
意見を形にするビジネスで成り立っていますので、ニーズに応えられる力が必要です。
そこを理解できない人は、ひとりよがりの作品で需要のないまま終わるでしょう。

5. コミュニケーション力がある
クリエイターにコミュニケーション能力は、全く必要ないという人もいますがこれについては、仕事が自動化しているのであれば無くても問題ありません。
誰とでも話せる能力は、必要ありませんが必要なのは、この人に任せようという説得力です。

依頼する人は、ほとんどが素人なのでクリエイティブな知識がありません。あったとしても同等の知識で話さなければ信頼を得られません。
クライアントが何をして欲しいのか、要望を形するためヒアリングは必要不可欠です。

あなたがいいと思うものがクライアントが気に入らないこともあるでしょう。なぜ、こうなるのかという裏付けや説明を言葉で言えないとクリエイティブのことを理解していない相手は、作品のみで納得や理解ができないことも多く言葉で納得させる必要が出てきます。

お互いの意思疎通が図れると考え方の行き違いも起こりにくく修正作業も減り仕事の効率化にも繋がります。
断然、仕事の獲得量やリピート率が違ってきます。
また、ある程度の常識などもなければ社会的にも信用を得られることもできませんのでコミュニケーション力は仕事の上では、身につけましょう。

6. 客観的に物事を見れる
クリエイターとして唯一無二の存在としての価値は、依頼を受ける前のアピールとして思いっきり使うべきです。
しかし、仕事となるとオリジナリティを取り入れながらもクライアントの意見を形にする仕事であり、合わせることも必要です。

また、常に世の中のトレンドも取り入れなくてはいけません。
ニーズのないものを売っても売れなければ、収益化はできません。
それを忘れてしまい自分よがりになってしまうこともあるでしょう。

アーティスト要素は、実際のビジネスとは別に考えなくてはいけないこともあります。そこのバランスを客観的に見ることができなければいけません。


7. 柔軟な考え方
クリエイターは客観的に物事を見ると同時に柔軟な思考を持つことを意識しなければいけません。
もし、クライアントがこうしたいと言う要望に、自分の意見ばかりを主張してしまうとクライアントはがっかりするどころか思ったものを作れなく
次の仕事を与えてくれなくなるでしょう。

できないこと、しない方がいいことは、もちろんきちんと説明して理解をしてもらうことは必要ですがクライアントは、会社や企業のために目的があって依頼をしていることを忘れてはいけません。

仕事はあくまでもクリエイターの作品発表の場ではなく、クライアントの依頼を形にすることです。ここを間違えると会社や企業でも仕事のできない人として扱われますしフリーで仕事は成立しなくなります。

もし、絶対にできない。やりたくないことがあるなら契約前の確認は必要ですし、ある程度の地位が安定してきたところで受ける仕事の種類を選ぶ必要が出てきます。これは、もちろん必要なことです。

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売れないクリエイターは、作品どうこうよりもこれらのマインドが欠けています。単純に作品を作り続けているだけ、自分の思いを一方的に通すだけでは、誰も理解してくれませんので、いつまでも売れるクリエイターに近づけません。
これらのマインドは、プロとして基本となりますので意識しましょう。
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