私は、企画会社でアパレルデザイナー→出産→自宅勤務1年→復帰後パート扱い→2人目産休と同時に会社潰れるという流れで

コネもツテもゼロ状態でフリーランスになりました。

パートになり給料が激減し副業をスタート。
その後、会社が潰れ完全無職になり手探り状態で実績やスキルを積み重ね10年以上、コツコツとフリーランスとして働き続けました。

日々の淡々とした作業に追われる中、自分の本当にやりたいことができているのか?自分にしかできないことは何か?自問自答を繰り返し悩み始めた頃、自分探しのため始めたのがSNSでした。

それから1年以内にインスタのフォロワーは1万超え、ピンタレントの月間インプレッション数は平均して20万超えとなり、有名メディアや企業の仕事を任せられるまでになりました。

フリーランスになった当時の仕事の取り方は、ツテが大事であったり、無ければ新規開拓の営業をすることが主流でした。また、有名になり大きな仕事を得るにはコンペで賞を取り、のし上がっていかなければ多くの人に、いつまでも自分の作品を見てもらう機会はありませんでした。

今の時代は、幸せなことにたくさんのSNSが普及しています。
少ないチャンスで才能が埋もれていた人も昔と比較すれば、作品の露出方法は一気に増えたのでチャンスが大幅に広がりました。
私自信もSNSを始めるまでは、昔ながらのスタイルで仕事を取っていましたが、今はもうSNSメインで仕事の依頼が入ります。

SNSが無ければ、こうなっていませんでした。

しかし、SNSを始めただけで仕事が来るかといえば、簡単ではありません。
今に行き着くまでに副業をしたり、営業スキルを磨いたり、デザイナー以外のスキルアップやビジネスの知識を得るためにかなりの金額を投資してきました。その中で失敗を繰り返し、学びを積み重ね今があります。

SNS人口も年々増加し競合も増え続けた今、小手先のテクニックでは
どのジャンルにおいてもフォロワーは、簡単に増えなくなってきました。
毎年、アルゴリズムも変化していくので、その流れにも乗らなくてはいけません。

またフォロワーだけをいくら集めても仕事に直接繋がることも難しく、万アカの人であってもマネタイズができていないこともザラです。
SNSは、副業やフリーランスの収益化の手段の1つではありますが、仕事を得るための窓口として主に利用します。

SNS運営がうまくできても、根本的に仕事を得る方法を知らないと収益化はできません。それぞれのSNSの特徴に沿った戦略が必要で面倒な作業や継続も必要です。

また、SNSは何があるかもわかりません。SNSに頼らずに最低限、仕事を得られるようリスク分散しながらの運用も必要です。

私が、フリーランスになってから得た知識や経験を元に、まずは基本的な仕事を得る方法を順番に説明していきます。
これを読むだけで、ある程度クリエイタースキルがある人が実践したら必ず収益化可能な情報となります。

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<フリーランスがまず登録すべきサイト>
1. クラウドソーシングサイト
 ークラウドワークス、ランサーズなどスキルのある人材とクライアントのマッチングサービス

2. フリーランスエージェント
 ークラウドソーシングとも多少似ているがフリーランスとクライアントをマッチングする人材サービス

3. 物つく売り系プラットフォーム
 ーminne、creema、iichiなどハンドメイド作品の出品サイト

4. スキルシェアサイト
 ーココナラ、SKIMA、タイムチケットなどスキルを活かし教えたり、販売するサイト

5. ストック素材サービス、LINEなどで販売
 ーイラストAC、photoAC、PIXTA、AdobeStock、ShutterStockなどイラスト、写真、動画素材を配布、販売するサイト

6. オリジナルグッズ作成・販売サービスサイト
SUZURI、clubT、T-SHIRTS TRINITY、ラクスル、オリジナルプリント.jp、pixivFACTORY、Zazzle、society6、UTme!、monomyなど在庫なしでオリジナルグッズを販売できるサイト

7. SNS
 ーX(旧Twitter)、Instagram、Pinterest、Tiktok、Youtubeなど利用者同士が交流するサイト
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1. クラウドソーシングサイトでのマッチ
向いている人:すでにクリエティブな仕事をしたことがある人

クラウドワークス、ランサーズなどスキルのある人材とクライアントのマッチングサービスで、ポートフォリオを作成しスキルを登録することで仕事を受けることができます。

フリーランスになった私の最初のポートフォリオは、会社での実績しかありませんでした。フリーとしての実績をポートフォリオに残していくために、ここでの仕事の実績はかなり役立ちました。

ただ、登録しただけで案件の獲得は難しいので募集案件に応募することが通常の流れになります。プロジェクト方式、コンペ方式、タスク方式と仕事の受け方が異なります。

案件獲得のため、ポートフォリオを完成させ自分に合う仕事やできる仕事を見つけ応募をしていきます。
評価のない最初の時期は、クライアントの表示価格内でも比較的抑え気味で応募すること、提示された内容に対して何ができるか、納期など含め明確に伝え応募することです。

自分の時給に換算して無理のない範囲で応募するのがベストです。クライアントの希望見積りを超えてしまうようであれば、条件を提示して応募しましょう。

スキル勝負で選ばれるよりも価格や納期を重視にするクライアントも多く、この部分でマッチすれば割と案件獲得しやすくなります。
その理由として、個人クライアントも多くクオリティに多くを求めていない場合も多いからです。

もちろん、プロとしての最低限のクオリティがあることが前提ですが、中には学生のような素人のクリエイターもいます。
失敗はできるだけ避けたいので作品のクオリティや経歴は、ポートフォリオなどでチェックされ判断基準に使用されています。

ポートフォリオは、クライアントの迷いを無くすために、しっかり完成させましょう。
クライアントが満足すれば継続案件となる場合もありますが酷い仕上がりとなるとトラブルへ発展する場合もありますので、自信のある案件のみに応募することは必須です。

コンペ方式については、誰でも参加できる分、選ばれないと報酬は受け取れません。コンペの規模によってはポートフォリオに載せる大きな仕事の1つにもなりますので、自分にとって意味のあるコンペなら隙間時間に応募してみるのもおすすめです。
たとえ、選ばれなくても作品としてポートフォリオに使用できます。

タスク方式は、クリエイティブ系では少ないですが簡単な仕事であれば事前に応募なども無くやれる仕事も多いです。そのため、単価はかなり低いものとなりますが評価集めには、おすすめです。

また、クラウドソーシングの裏技として自らが依頼する側(クライアント)にもなれることです。
このやり方で、大きなプロジェクトを見つけた時に自分がやれない部分をクライアント側となり依頼(外注)することもできます。

自分が全てやるのではなく、うまく外注との連携を取ることでできないことも可能となりますので仕事の幅も広がります。

例えば、ウェブデザインであればデザインの大枠部分は自分、コーディングや内部システムは外注を探す。外注費含めプロジェクトの金額を提示しウェブデザインを請け負う形となります。
クライアント側には外注を扱っているのではなくチームとしてプロジェクトを請け負えることを伝えましょう。

外注のいいパートナーを見つけることができれば、総合的にディレクションの立場に回ることができますので一人で事務所を構えるように大きなプロジェクトにもどんどん応募でき、1つのプロジェクトで大きな収益化も可能となります。

使い方次第で、複雑なプラットフォーム運営やアプリ制作もできるようになるのでアフィリエイトや自分だけの商品作りにも役立ちします。
SNS収益化には、アフィリばかりだけではなく最終的はオリジナル商品が最も強いものとなります。

商品作りやクラウドソーシングの使い方は、別途サポート可能です。


2. フリーランスエージェントでのマッチ
向いている人:すでにクリエティブな仕事をしたことがある人

フリーランスとクライアントをマッチングさせてくれる人材サービスで自分のスキルや経験、希望する仕事の条件などを登録し、それにマッチする案件の紹介をメールで受け取ることができます。
条件に合う契約内容で交渉するのもエイジェントが間に入ってくれることもありますので仕事が決定するまでは任せることができるのがメリットです。

企業への就職ではなくフリーランスとしての契約の場合は、専属のような形の契約なので色々な企業の案件をこなすというよりも企業の専属として働くことが多くなります。安定した収入を得る場合におすすめです。

私の場合は、1つの仕事に縛られたくないこともあり登録はしつつも、オファーはほぼ断っていました。登録はしていても、いい仕事のチャンスを見て置く分にはおすすめです。


3. 物つく売り系プラットフォームでの出品
向いている人:初心者、アマチュアもOK

minne、creema、iichiなどハンドメイド系の作品を出品できるサイトです。作品自体を販売するサイトなので何か形にして出品する形になります。
ジャンルは様々なのでイラスト、雑貨、アクセサリーなど商品になるものなら何でも販売可能です。

見て購入というサイトなので出品者がいかに良いものを作るかクオリティが重要です。事前に作る作業や材料費がかかりますが隙間時間に副業としてやる分には初心者にはおすすめです。在庫も抱えなくてはいけないので商品ニーズの見極め、差別化を図った作品で注目を集める必要があります。

私が、物販で副業した時にSNSでの販売を開始する前のテスト販売にも利用しました。SNSで何が売れるのか本格的に販売する前の市場調査にも利用できます。
minne、creema、iichiはハンドメイド専門ですがメルカリ、ヤフオクも同時に出品するのはおすすめです。オークションは意外に一定のマニアにハマると高値の取引きもあるので出品場所で価値が変わってきます。

私はアパレルデザイナーの経験からOEM、OEM、輸入などでのオリジナル商品制作は最も強い部分です。
オリジナル商品のブランディング、作り方、販売戦略は別途サポート可能です。


4. スキルシェアサイトで出品
向いている人:初心者〜プロまでOK

ココナラ、SKIMA、タイムチケットなどスキルを出品するサイトで在庫は抱える必要もなく自分の得意分野を教えたり、商材として販売できます。
スキルさえあれば始められますがある程度、案件を獲得しないと上位表示できないので、ただ出品しても仕事は得られません。

出品のコツ(ちょっとした裏技)とほか出品者との差別化さえできれば少しずつ案件の獲得は可能です。
単価は低めの方が売れやすく高いコンサルなどは、相当な評価がない限り売れません。また、クオリティが低ければ評価も悪くなるのでリピート率は下がり継続出品してもなかなか仕事を得られません。

私は、フリーとしてデザインの講師活動も過去にしてきました。
ココナラができる前、”おしえるまなべる”というサイトで活動しておりましたが先生ランキング8100人中、10位獲得の売れっ子講師となりました。
講師活動をすると教えることで信用を得た先には、高単価の大きな仕事を任せられることも多くなりますので大きな収益化を狙う場合にはおすすめです。

自分を売るのは商材、物販の販売とも似ていますがコツとしては、ターゲット選定と自分のブランディング、販売用のタイトル、最終的には売るための説明文が重要です。

ターゲットを絞り、教えて欲しい人がどうなりたいかを具体的な例で言葉にし自分がほかの講師と何が違うのか差別化が重要です。
客観的に自分が教えて欲しいかどうか、ほかの競合講師を参考に見てみるとこうした方がいいという方向性や差別化すべき点も見えてきます。

教えてほしい人は初心者、またはスキル向上が目的です。
その人に向け抽象的な説明ではなく、こうなりたい、こうしたいと思う人へ向け、この講師から学ぶとこうなれる未来像を想像できる説明を書くのがおすすめです。

講師活動やスキル販売は、ココナラがメインとなっていますがSNSでも可能です。ココナラは単価が低くなりやすいので高単価目指すのであればSNSからの個人集客がおすすめです。
ココナラの集客に関してのコツ(アルゴリズムについて)や個人集客は、別途サポートも行っています。


5. ストック素材サービス、LINEで販売
向いている人:初心者〜プロまでOK

主にイラスト、写真、動画素材を配布、販売するサイトで自分の作品を素材として出品し報酬を受け取り形になります。
LINEはスタンプの販売となりストック素材サービスと比較するとイラストがほとんどとなります。

それなりの量をこなさないといけませんし、ただ出品しても売れませんがニーズのあるキーワードを意識しながら量産していくと人気の素材も段々とわかってくるので報酬の自動化も可能です。
素材に個性を出すことで売れるたびに認知度も高くなっていきます。
競合も多く収益化が、最初は難しいのでとにかく素材を増やしていくまで他サービスとの併用をしながら収益化を目指すのがおすすめです。

このようなサービスに登録せずとも自らサイトに素材をアップして配布する方法もおすすめです。SEO上、素材をサーチすると無料のものが上位表示されやすいので作品の認知を上げる施策としてもおすすめです。

私の活用の仕方としては、素材からの収益として考えるのではなくSNSのアルゴリズムへのプラス評価、SEO効果、認知度のアップを狙っています。
プラットフォーム、自分のサイト両方へ素材を置いています。

SNS集客の1つの手段として活用していますが、特にプロフの誘導に無料というツールはかなり有効です。
インスタなどは、アルゴリズムの中にプロフ誘導率もかなり重要視されています。無料素材として置くことでクリック率がアップします。

同時に、Googleの画像検索などで無料素材はSEO上、トップに出やすくなります。素材販売としての活用だけではなく、画像検索で自分のサイトへの誘導、作品を見て仕事へ繋がる場合にも有効です。

無断使用禁止とは真逆で、私としては無断で商用利用さえなければ使用は大歓迎です。むしろお願いしないと、よほどいい作品ではないと使用やシェアなんてされないくらいだと考えてもいいです。
シェアされるほど、自分にとってプラスでしかありません。シェアされるほど自分の作品の認知度は上がります。

上位表示のためのSEOに強いウェブ制作、アフィリサイト制作を行っています。作品自体のSEO対策についてのサポートも別途可能です。


6. オリジナルグッズ作成・販売サービスを利用
向いている人:初心者、アマチュアもOK

デザインができる人、イラストが描ける人であればプロアマ問わずデータを入稿すれば在庫なしで注文を受けた後にプリントし販売できます。
作成自体は業者が行うので作業自体はデータ作成と入稿のみです。

販売場所もプラットフォームがセットの場合が多いのでそのまま入稿と販売ができます。ただし、販売しても売れない人がほとんどの競合の多いサービスです。

参入は簡単でも売ることが意外に難しく自分よがりな作品の置き場所と化します。ある程度、SNSでファンがいる場合には有効活用できますが、知らないクリエイターの作品をわざわざ買う人がいないので全く知名度がない時点での活用は、あまり意味がありません。
売ることのみ考えるのであれば、デザインのニーズを把握してデザインから戦略を練らないと売れません。

そのため、自分の作品を推すために活用はせず違う方法で活用することをおすすめします。
アイディア次第では、0→100への収益化も夢ではありません。

最もおすすめの方法は、物販の外注先として利用することです。
物販というとAmazonや楽天で仕入れまたはOEM、ODMをして販売をすることですがこのサービスをうまく利用しオリジナル商品をAmazonや楽天、自身のショップで販売可能です。

例えば、デザインやイラストのスキルがある人であれば、そのスキルで似顔絵やデザインを受ける場合があるかと思います。
その延長上でグッズ作成もオプションで請け負う形を取ります。

似顔絵を請け負っている場合であればオプションでいくつかアイテムを用意しTシャツやマグカップなども作成できるという提案を用意しておきます。そうすることで似顔絵の作成のほかにオプションとしてグッズも同時に購入するという流れを作れます。
ペットのオリジナルグッズの販売でよくあるビジネスモデルとなります。

自分のデザインやイラストのオリジナルグッズは知名度がないと需要がありませんが、お客様が欲しいデザインやイラストでグッズを作成するサービスとして用意する、もしく専門のショップとしてオープンするのであれば市場うをリサーチすることでさまざまな分野で活用できます。

在庫を抱えずにオーダーごとに注文を受けられるので在庫ゼロの物販が可能となりリスクがほとんどないのもメリットです。
実際に私のフリーランスのスタートは、ここが最初でした。

このサイトを使用した無在庫オリジナル物販のほか、ドロップシッピング、1からの完全オリジナル商品制作(OEM、ODM→クラファンやAmazonなどへの出品)家電からアパレル、雑貨までブランド商品として作成可能です。
別途、物販に関してのサポート対応可能です。

7. SNSでのブランディング
向いている人:初心者〜プロまでOK

X(旧Twitter)、Instagram、Pinterest、Tiktok、Youtubeなどがメインですがほかにも実はたくさんあります。
とりあえずは、ユーザー数の多いメインのSNSを活用するのが仕事用としては、おすすめです。
主に自分の作品をアップして見てもらうことが目的となりますが仕事につなげるにはマーケティングとブランディングがとても重要になってきます。

やみくもに投稿し続けてもSNSで結果は出ませんし、作品のジャンルによっては、それぞれのSNSで向き不向きがあります。
安定までに最も時間を要する収益化の方法となります。
ほかの仕事のやり方と併用しながら続けることがおすすです。

アカウントの方向性、何を見せていくのかスタートが肝心ですのでSNSのアルゴリズム攻略とマーケティング、ブランディングをしっかり学び正しい方法で地道に続けることが鍵となります。

私がSNSを始めたのは、フリーランスとして価格競争、評価競争に惑わされない最終的に自分にしかできない仕事がしたかったのがきっかけです。
そして、SNSのおかげで私のクリエイター人生が大きく変わりました。

SNSは、スタートに覚悟が必要です。作業も大変ですし戦略もかなり時間をかけて練る必要があります。
それでも最後までできた先には、なりたい未来が待っています。

私が雇われデザイナーからフリーランスデザイナー、イラストレーターとして夢が叶ったのはSNSで成功できたからです。
誰もがチャンスのある場所なので正しい知識で学ぶことをおすすめします。
SNS運営、アルゴリズム攻略に関してのサポートも別途可能です。

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自分が何からしたらいいのか、わからない。
既に上記のことをやっているけど収益化できていない場合は
自分の強みを理解していない
アプローチがズレていることがほとんどです。

まずは、フリーランスとして最終的に何をしたいのか?
自分自身のやりたいこと、すべきことを整理をしてみましょう。

目標に辿り着く最短の方法を私の経験を元に、あなたに合うやり方で提案、サポートも可能です。
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