9割のクリエイターがフリーランスとして収益化できないのが現状です。
いくらスキルがあっても売れない人は一生売れません。
あの有名な画家ゴッホだって死ぬまで売れませんでした。

<落とし穴1>
SNSなどで作品をひたすら投稿、SUZIRIなどの販売サイトでひたすら出品販売する。
とにかく作品を見てもらいたい!クリエイターなら誰もが思っていることです。

もし、これらの行動で既に収益化、仕事に繋がっている、その上、現状に満足しているなら問題ありません。

そうではない場合、これから上記のことを一生懸命努力し続けるだけでは、売上や仕事には、残念ながら繋がりません。
技術が足りていないのか?

技術ではなくビジネススキルが無いと仕事は、来ません。

技術が優れている、上手い下手は思った以上に重要ではありません。もちろん技術はあるに越したことはありません。

その前に、ビジネスとして意識し、その作品に需要があるかを考えてみて下さい。
もし自信がある場合は、その裏付けを説明できますか?
自分よがりの作品がそもそも誰のために何のために役に立つのか?

あなたの作品のターゲットは誰ですか?

価値の押し付けは、ただの独りよがりです。
需要がそもそも無いもの、飽きられた存在のもは何をやっても無駄になります。

決して、作品やスキルだけの問題ではありません。
ビジネスとしての思考に転換する必要があります。


<落とし穴2>
よくデザイナー、イラストのスキルを身に付けて自宅で稼ぐというSNS広告を見ますがスキルを身につけるだけで仕事の獲得方法は教えてくれません。

特定のスキルを売る販売導線は、そのスクールからの紹介、あるサイトの出品に限られる場合、ライバルが増えれば増えるほど売り上げは、その先減少し続けます。

そのため、高額受講料を払ってもスキルだけ身について自称クリエイターとなってしまうかもしれません。

特別なスキルがあれば、もちろん得はしますがスキルは、手段の1つでしかありません。自分にしかないブランディングや販売戦略を追加で学ぶ必要があります。

むしろ、クリエイティブスキルがさほど無くても好きや興味があるというだけでもビジネスの知識さえあれば、実は稼げてしまいます。


<落とし穴3>
じゃあ、スキルがある人はSNS攻略系のノウハウをマスターすれば完璧か?残念ながらSNSハックができてもクリエイターとして収益化、仕事に繋げるのは、そう簡単にいきません。

一般的なSNSアルゴリズムやテクニックだけハックしてもマーケティング、ブランディングも一緒に学ばないと、まずSNSでうまくいきません。
それは、クリエイターに限らずですが他ジャンルは、ある程度のことは競合を真似してしまうだけでブランディングやマーケティングが多少欠けていてもSNSハックのみで運良く成立する部分があります。

ただし、同じくブランディングができていなければ先々、競合に負けてしまい一時的な利益しか得られません。
クリエイタージャンルをメインにしていく場合、マーケティング、ブランディングを少しでも侮ってしまうと最初から上手くいきません。
ここを感覚でやってしまうと大きくズレていきます。


<落とし穴4>
たとえ、SNS攻略のプロコンサルであってもクリエイター経験者でなければ完全に結果は出ないと言い切ります。

私が過去に受けてきたコンサル全てがそうでした。SNSのアルゴリズム、テクニックは完璧だけど自分がプロクリエイターである場合、コンサルとの行き違いがかなり大きく出てしまいます。

なぜなら、SNS攻略についてはプロでもクリエイタージャンルのことは全くの素人だからです。聞いても答えられないか畑違いの回答も多くなります。
下手なアドバイスに従って間違った方向へ進んでしまうこともあります。

そのため、クリエイタージャンルだけは伸ばせません、無理です。ときちんと理解しているコンサルからは、お断りされることもあります。
最悪なのが、クリエイティブなことは、スキルや見た目ありきなのでSNS攻略でカバーできません!あなたの才能はないです!と
言い切って才能を潰すコンサルさえいます。

諦めないで下さい!

最初に言いましたが収益化、仕事を得るために伸ばす部分は、クリエイティブのスキルでも才能でもないんです。
ビジネスセンスがクリエイターには必要なのです。

コンサルなどに指導を仰ぐ場合、SNSの小手先のテクニックやアルゴリズム攻略ばかりに目を向けてしまうのではなく根本的なビジネスの知識を身に付けられないと、この先も収益化に頭を悩ませます。

ビジネスの中でもクリエイターには、マーケティングをしっかりした上でのブランディングが何よりも重要です。
ここの部分でクリエイター向けの指導ができないコンサルの場合、はっきり断ってもらう方がまだ良心的なコンサルです。

悪質なのは、意図しない方向性へ行ってしまったり、抽象的な回答で済まされてしまったりとゴールが見えなくなることです。
クリエイター向けのSNSコンサル選びは、くれぐれも注意して下さい。


<落とし穴5>
SNSのフォロワー5万、10万、100万人とか憧れますか?
もちろん、憧れるかと思います。
先にはっきり言いますが、このくらい集めるには有名人を除き今からの参入では、けっこう難しいです。

SNS人口が増えているので、どんどん伸びにくくなっています。

その規模で集めた人はSNS参入が何年も早い人であって競合ユーザー数がまだ少ないジャンルの参入で成功している人もかなり多いです。

単純に、そのような人たちの真似をしても、同じように集めることはできません。
ですが、今からブルーオーシャンなジャンルを見つたり、マーケティングとブランディングを徹底すれば、もちろん夢ではありません。

競合のいない需要ジャンルを見つけることさえできれば、いち早く参入すれば確実に勝てます。



<落とし穴6>
単純にフォロワーが多ければすごい仕事をしているのか?
フォロワーの多いクリエイターのポートフォリオサイトをぜひ見てみましょう。
フォロワー数が圧倒的でも仕事内容を見ると実は、大した案件を依頼されていない人も意外と多くフォロワーと仕事が比例しているわけではありません。

それはクリエイターに限らず、万アカ以上でも収益化できてない人は、実はたくさんいます。
個人案件ではなく企業案件が多いかどうかは目安の1つになります。
個人案件のみが悪いわけではありません。戦略としてあえてターゲットにしていないという場合もあります。

ただフォロワー規模が大きくなりインフルエンサーレベルになると企業案件は、少なからず依頼が来ます。目に留まる投稿の量が圧倒的に違うからです。大きな仕事を断りたい人がいるでしょうか?少ないかと思います。

もし、企業案件の獲得がなかなかできていないのだとすると企業向けのブランディングができていない可能性があります。
だからこそ、戦略なしに単純なフォロワー集め、相互フォローばかりだと先々、失敗します。


<落とし穴7>
デザフェスでグッズ販売をしたり、展示や個展をやって作品の露出を増やす施策をしている人も多いかと思います。また、本の出版や広告などに載せるお誘いもSNSのDMでよく来るかと思います。
これらの露出方法に全てお金が発生している場合、実は仕事を得る効果はかなり薄いです。

逆に主催者側に搾取されてしまってるケースも多く上手くターゲット(カモ)にされていることがほとんどです。

デザフェスや展示は、場所、ターゲット、規模など選び方を間違えると、ただの自己満足行為であって、仕事の依頼へ繋がることはありません。
出店料だけ取られ利益マイナスなんてこともあります。

ファンがある程度いる場合は、一部のファンへのサービス提供にはなりますしグッズなどの売り上げで利益が多少出るかもしれません。
それは、ある程度のファン化ができた時にするべきことでファンがまだ少ない時期にやる場合は、SNSでの延長上の活動でしかありません。

また、出版、雑誌系は有料の場合は広告、出版料を搾取しカモにされている場合がほとんどです。本当に載せたい、紹介したい、展示したいと思われるクリエイターは残念ながら全て無料の依頼が来ます。
無料だからと言っても紙媒体広告は今や効果はほぼなく、SNS広告が主流となってきています。

個展や展示も同じく売れてるクリエイターは、そもそも依頼が来た場合の場所代は無料です。作品が売れることを見込める場合、主催者は作品の売り上げの数%から利益を得る契約で依頼してきます。
場所代有料で依頼される場合は、大体が場所代の利益で成り立つビジネスタイプで委託販売と似ています。

それくらいクリエイターの世界は厳しいです。

好きなことをして稼ぎたい!という気持ちがありクリエイター業を選んだ場合、普通に当たり前の行動をしただけでは、まず仕事の依頼は来ません。


<落とし穴8>
有名3美大、東京芸大・武蔵美・多摩美だけでも毎年何人が卒業していますか?トップ3大学だけでも数えきれません。
一流大学を卒業して、フリーランスで生活を送れている芸術家、クリエイターは何人いるでしょうか。

有名美大卒の肩書きやスキルで一流企業に就職できても残念ながらフリーで食べていける人は一握り。
クリエイター系全般の学校卒業者は、無職または全く別の仕事に就く人も多いと言われています。

フリーランスという大きな括りでいうと日本の人口の22.8(2023年の時点)いるそうです。その中でもクリエイターとして食べていけてる人はもっと少なくなります。

一流美大を出てもスキル勝負だけでは食べていけない理由の1つにビジネスの知識がないことが挙げられます。大学では芸術のこと以外は、あまり教えてくれません。

『たった一握りの成功者は、スキル勝負ではなくビジネスセンスで勝敗が決まります。』

具体的にクリエイターとして学ぶべきは、ブランディン、マーケティング、商品作り、売り方、発信の方法です。
これらがしっかりできていれば、はっきり言って収益化できます。

なぜなら、クリエイターはスキルのことで頭がいっぱいです。
スキル向上のことばかり考えてしまうのは当たり前ですが
スキルが格上の人は、世の中にどれくらいいるでしょうか?

もちろん、スキルが高いには越したことはありません。ただ、それだけでは一生売れません。


<落とし穴9>
クリエイターとして今、収益化できていても仕事に満足していますか?
何でも屋さんになっていませんか?
私もそうでした。元会社員としてアパレルデザイナーをしていたのでイラスト、デザイン全般、ウェブ系、動画編集など知識とスキルがあったのでフリーになってからどんな仕事でも手当たり次第やれば、ある程度は稼げました。

ある程度は、収益化できるのですが日に日に、自分が何者なのか?
私だけしかできないことは何なのか?
どんどん消化不良を起こしていきます。

何でもやる=誰でもできる仕事をこなしているだけでもあるので
価格競争、評価の獲得競争にいずれ、悩まされていきます。
稼ぐために単価の低い仕事をたくさんするため時間も身も心もどんどん削れられていきます。

『あなたしかできない、あなただから依頼する。』

そんな価値のある仕事をしてみたいと思いませんか?
あなただけのオリジナル、個性、価値を見つければ価格競争、評価の獲得競争に悩むこともなくクリエイターの中でも飛び抜けて最強になれます!
上手くいけば、有名アーティストの仲間入りもできるかもしれません。

どのビジネスジャンルでにおいてもブランディングのためにクリエイター要素は必要不可欠です。
あなたのクリエイター要素と掛け算をすれば、SNSハックや単純ビジネスだけで収益化している人の何倍ものブランド価値があり最強の武器となります!
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まずは、あなたがいいと思う作品をいくつかピックアップして下さい。
売れている作品は、他と何が違うのか?
その作品のどこに惹かれるか?
そのクリエイターは、どんな仕事で収益化しているのか?
自分ができることは何か?

これらのことをチェックし分析することからがスタートです。
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